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第13回 PC+AirH”でPメールDX直送メールを満喫する?!
木暮祐一のケータイお楽しみくらぶ

Printable Version 2002年04月12日


木暮祐一(プロフィール)1967年東京生まれ。医療、福祉系雑誌・広報誌の編集・記者として活躍の傍ら、個人的な趣味として携帯電話の可能性に魅せられ98年に移動体通信研究会を発足。2000年よりアスキーに移り移動体通信担当編集者となる。2000年12月「携帯24」をスタート。500台を超えるケータイコレクションを保有。


DDIポケットの「直送メール」をご存知だろうか?
ケータイで文字データをやりとりするようになったのは1997年のこと、このときに登場したのがNTTパーソナル(現NTTドコモPHS)の「きゃらメール」と、DDIポケットの「Pメール」。「きゃらメール」はメールをセンターで預かる方式、「Pメール」はPHSに直接メールを送る直送方式を採用していた。私は両方を使っていたが、個人的には「Pメール」にときめいていた! 直送方式のPメールは、相手が圏内にいないと送信することができない。つまり、確実に相手に届いたかどうかが送信したその場でわかるからだ。つまり直送方式のメールのほうが、ケータイならではのコミュニケーションのダイレクト感を味わえるような気がしたからだ。もちろんセンターでメッセージを預かってくれる方式は、それはそれで便利なのだが、ダイレクトに伝わらないのならPCからEメールを送ったほうが簡単でいい。
その後Pメールは、漢字対応となり、「PメールDX」へと発展した。さらに「文字電話」なるメール専用端末も発売され、PメールDXは巷では相当盛り上がっていった。かくいう私も文字電話には相当に使い込むほどハマっていた。

一見仕事をしている風だが、じつはPメールDXで遊んでいたの図

携帯電話のEメール機能が充実した昨今は、私はもっぱら携帯電話をメーラー代わりに使う程度で、PメールDXともすっかりご無沙汰していた。ところが、DDIポケットからリリースされた『H”問屋』なるソフトをダウンロードし、さっそく遊んでみたところ、再び直送メールの楽しさを思い起こしてしまったのだ!



データカードで直送メールしよう!

本来「PメールDX」は音声端末同士で楽しむものだった。なにせ、圏内にいなければメールの受信が不能だからだ。AirH”をはじめ、DDIポケットの各種データカード(AH-G10を除く)にもPメールDXを送信する機能はあった。しかし、受信に関しては電源が入っている状態になければならず、また専用ソフトも決して使い勝手がいいものではなかったので、おそらくデータカードでPメールDXを送受信する人など皆無に近かったのではないか。
今回、DDIポケットからリリースされた『H”問屋』は、電話帳編集機能や、オンラインサインアップ機能など、さまざまな機能が盛り込まれているのだが、一番評価したいのが直送メールのメーラー機能なのだ。PC+AirH”というのは、もはやモバイル派PCユーザーの定番スタイルなのだが、それに『H”問屋』を加えることで直送メールまで楽しめてしまうようになるのだ!


『H”問屋』はDDIポケットのホームページ(http://www.ddipocket.co.jp/)から無料でダウンロードできる。

まずは、データカードの「COMポート」を確認しておこう。データカードを挿入後、「コントロールパネル→システム→デバイスマネージャーのタブ→モデム→挿入したDDIポケットのデータカード→モデムのタブ」を確認。ここにポート番号がある。

「H”問屋」をはじめて起動すると、環境設定のウィンドウが開く。ここで先ほど確認したポートを指定し、「自動設定」クリックすればOK。接続先等はデフォルトのままですぐに使えます。

まずは、メールを送信してみよう。「H”問屋」メニューから「メール」をクリックすると、専用メーラーが起動する。「Eメール」を作成。

「送信」ボタンを押すとダイヤルアップが開始され、メールを送り出す。

直送メールもこんな感じでPCユーザーでも違和感なく作成できてしまう。相手がカラー液晶モデルなら、文字に色を付けたり、背景色を選ぶことも可能。

PメールDXのすごいところは、添付ファイルもできるということ。PCで送信する際、必要なサイズにリサイズしたJPG、BMPの画像を添付するだけで、相手のH”に画像を送信することも可能なのだ。
また、直送メールを送信する際、複数の相手先にメールを送る場合は、電話番号をカンマで区切って打ち込めばいい。この場合、相手先ごとにダイヤルアップを繰り返すので、多少送信に時間がかかる。

「待受開始」で直送メール受信OK!

直送メールを受信するには、データカードの電源をONにして待受状態にしなくてはならない。「H”問屋」の下部にある「待受開始」をクリックすることで、データカードを待受状態にできる。


「待受開始」をクリックすると、左下の表示が待受中を示すグリーンに変わる。

さらに、メールの着信を知らせる設定が、「環境設定」→「各種設定」のなかにある。「バイブ」とはいったい?!

誰かがデータカードあてに直送メールを送信してくると、まずは受信のダイアログボックスが起動し、その直後、電話の着信音がPCのスピーカーから鳴るとともに、H”問屋のウィンドウが激しく揺れた(笑)これがバイブ機能。しかし、突然この着信音が鳴ると心臓に悪いです。驚くような音でした。

こんな感じで読むことができる。

H”に秘められた能力をフルに引き出す各種機能

カラーディスプレイを備えたH”端末、とくにメール機能については、メールのカラー表示への対応など、豊富な機能にあらかじめ対応している。しかし、これらの機能をフルに生かせるメールを作成できる端末は少なかった。
しかし、このH”問屋なら、背景色を変えたり、文字に色を付けたりといった使い方が簡単にできるのだ。
さらに、H”ユーザーに便利な各種機能もある。H”をUSBケーブルなどでPCに接続することで、以上で説明したEメール/直送メールの送受信をPCから行えるほか、電話帳編集機能、着信メロディ作成機能なども備わる。電話帳編集ソフトは携帯電話向けには多数発売されているが、H”向けはなかなか少なかった。これらの機能が無料のソフトで利用できるのはたいへん喜ばしいことだ!

電話帳機能

H”端末の電話帳データをパソコンに転送し編集が可能。電話帳のデータ管理に大活躍するはず。

ブックマーク機能


H”端末で保存しているブックマークデータ(H”LINKを利用するコンテンツサービスのアドレス)をパソコンに転送し、編集が可能。

feelsoundメーカー機能


PC上のMIDIファイルを、H”端末の着信音として利用できる「リアルサンプリング PCM音源」に変換する機能。作成したデータは、メールに添付してH”端末に送信し、着信音に設定することができる。


H”やAirH”をPCにつなげられる状態で利用しているユーザーには、ぜひお勧めしたいアプリケーションだ! ダウンロードはこのページから

(木暮祐一)




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