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■製品レビュー
(周辺機器)
スピーカ/USBオーディオ


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Creative Inspire 2.0 1300&Creative TravelSound 低価格2chスピーカ&超軽量ポータブルスピーカ
Creative Inspire 2.0 1300&Creative TravelSound
クリエイティブメディア
オープンプライス
03-3256-5577
http://japan.creative.com/


Printable Version アスキー PC Explorerアスキー PC Explorer 2002年7月号
2002年7月10日


サウンドカードと同様、スピーカのラインナップも精力的に拡充しているクリエイティブメディアから、低価格2ch「Creative Inspire 2.0 1300」と、軽量ポータブル「Creative TravelSound」という2つの新しいスピーカが登場した。

安価に再生環境を整えるなら
「Inspire 2.0 1300」

Inspire 2.0 1300
写真1 木製キャビネットを採用した2chスピーカ「Creative Inspire 2.0 1300」。背面に2系統の入力端子を持つ。
 「Inspire 2.0 1300」は、本体の木目仕上げが目を引くスピーカだ。実際にキャビネットは木製で、ドライバユニット(※1)の周囲がすり鉢状になったフレア型のフロントバッフルを採用する。入力端子はピンジャックとステレオミニジャックの2系統を持ち、さらに右スピーカの前面にはヘッドフォン端子も用意されている(写真1)。ただし入力切替やここのボリューム調節機構はないので、2系統のうち使わないほうのケーブルを抜いておくか、ソース側でミュートしておく必要がある。スイッチ類は、ボリュームに加えてベース/トレブルの調整用つまみの計3つ。なお、電源スイッチはボリュームに連動する形で、ボリュームつまみを最小に回したところでクリック感があり、さらに回すと電源が切れるというタイプ。つまみは適度な大きさがあり、操作しづらいという印象はない。電源はこのクラスのほかのスピーカと同様、ACアダプタを利用する。
 音質で気になったのは、ユニットがフルレンジ1発という仕様上、仕方のない部分ではあるのだが、低音のパンチに欠けることだ。サブウーファを追加するための出力端子も用意されていないので、ユーザーの音の好みによってはここが最大の選択のポイントになるだろう。一方、中高域に関しては、ソースの音を素直に鳴らしているという印象で、クセなどはあまり感じられなかった。実売価格は5000円前後。

※1 ドライバユニット スピーカのキャビネットに取り付けられている、電気信号を振動に変えて音を鳴らす装置。高域専用のツィータや低域専用のウーファ、中域を受け持つスコーカなどに分類される。磁石とボイスコイル、コーン(振動板)で構成され、コイルに電気が流れると振動がコーンに伝わり、音が発生する。



どこでも高音質を楽しめる
「TravelSound」

TravelSound
写真2 「Creative TravelSound」は、気軽に持ち運べる携帯性の高さが最大の魅力だ。製品にはキャリングポーチも付属する。
 もう一方の「TravelSound」は、携帯しての利用を前提に設計されたコンパクトスピーカだ。本体を目の当たりにすると、154(W)×50(H)×65(D)mmという数値以上に小さく感じる(写真2)。スタンド部分は折り畳むことができるため、携行時はさらにコンパクトにしておける。入力はステレオミニジャック(1系統のみ)を介して行い、ヘッドフォン用の出力端子も備える。さらに携帯に便利なように、付属の小型ACアダプタ(約65×45×20mm)のほか、単4電池×4本での駆動に対応しているのも特徴で、アルカリ電池を利用した場合、約35時間の連続駆動が可能となっている。
 本体の軽量化とバッテリによる長時間再生という部分に大きな役割を果たしているのが、チタン製ドライバユニットとワンチップ化されたデジタルアンプだ。消費電力を抑えつつ十分な音量を実現するチタンドライバを利用することで駆動効率を上げ、さらにデジタルアンプを利用することで熱消費を低減、こちらも低消費電力に貢献している。なお、ボリュームの調整はつまみではなくボタンを使って行う。あまり細かな音量調整は不得手なため、TravelSoundでの音量は固定しておき、PCやCDプレーヤなどソース側で調整するという使い方がよい。

 実際に聴いてみると、音はクリアでまとまりも感じられる。さすがに迫力に乏しく軽い感じは否めないが、コンパクトながら歯切れの良いサウンドだ。なおTravelSoundには、左右のドライバユニットの間隔の狭さを補う「Wide Stereo Effect」というステレオ感を強調する機能がある。機能をオン/オフ時で聴き比べると、確かにオンにすると多少音に広がりが生まれる。

 実売価格は1万円前後。携帯用のスピーカとして考えると安くはないが、数千円で売られている似たような製品と比べると音質はハッキリと上。携帯性と音のクオリティの両立を求めるなら、TravelSoundは有効な選択肢だ。



Creative Inspire 2.0 1300の主なスペック
製品名 Creative Inspire 2.0 1300
最大出力 5W×2
インターフェイス アナログ入力(RCA)、アナログ入力(ステレオミニ)、ヘッドフォン出力
サイズ 左:99(W)×131(D)×211(H)mm、右:99(W)×149(D)×211(H)mm
重量 左:0.9kg、右:1.0kg
Creative TravelSoundの主なスペック
製品名 Creative TravelSound
最大出力 2W×2
インターフェイス アナログ入力(ステレオミニ)、ヘッドフォン出力
サイズ 154(W)×50(H)×65(D)mm
重量 300g(バッテリ含まず)

競合製品レビュー

DAS-500
オンキヨー「DAS-500」レビュー

(及川 晴生)



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