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■製品レビュー
(周辺機器)
CD-RW/MO/DVD


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CRW-F1 (ヤマハ) (2002年10月30日)
KXL-RW40AN/PLEXCOMBO 8/8/24-8U (PX-208U/NE) (松下電器産業/プレクスター) (2002年10月10日)
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PX-320A/BS (PlexCombo 20/10/40-12A) (プレクスター) (2002年7月3日)
DVR-A04-J (パイオニア) (2002年5月23日)
PX-W4012TA/BS (プレクスター) (2002年5月20日)
MP5125A (リコー) (2002年3月22日)
LF-D340JD (松下電器産業) (2001年11月7日)

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DVR-A04-J ソフトの改良で使い勝手を向上したDVD-RWドライブ
DVR-A04-J
パイオニア
オープンプライス
03-3763-6660
http://www.pioneer.co.jp/


Printable Version アスキー PC Explorerアスキー PC Explorer 2002年6月号
2002年5月23日


記録型DVDドライブに初期から携わってきたパイオニア。同社が推進するDVD-RWドライブの最新モデルが「DVR-A04-J」だ。ドライブの改良に加えて付属ソフトも一新し、使い勝手の向上を図っている。

DVD-Rメディアの作成に強み
さらに、RWの使い勝手も向上

写真 DVR-A04-Jの前面。下のスリットは吸気口で、基板やモーターの排熱を行う。DVR-A03-Jからのドライブ自体の変更点としては、本体長が10mm短くなり、縦置き用の爪が追加された。また、CD-R/RW書き込み時のバッファアンダーランエラー防止機能が追加され、CD/DVDの読み出しバッファも2MBに増えている。
 林立する記録型DVDドライブの規格をごく簡単に分類すると、PCとの親和性を最重視した「DVD-RAM」、DVDプレーヤなど家電製品との互換性を重視する「DVD-RW」、両者のいいとこどりを狙い、DVDフォーラムとは別のアライアンスで規格を立てて独自の道を進む「DVD+RW」の3つがリライタブル(書き込み/消去可能)メディアで、それに「DVD-R」「DVD+R」というライトワンス(消去不可)メディアが加わる。ライトワンスメディアは消去ができない半面、リライタブルメディアよりも反射率が高く、DVD-ROMドライブやDVDプレーヤでの読み出し互換性が高いという特徴がある。

 ただし、最近はDVD-RAMやDVD+RWも家庭用DVDレコーダに進出しており、家電との互換性にも注力し始めている。

 さて、DVD-RWドライブを選ぶ一番のメリットは、DVD-Rの書き込みが2倍速という点だ。DVD-Rの2倍速書き込みは、DVDフォーラムでは策定されていないパイオニア独自の仕様で(DVD-RAM/RドライブではDVD-R書き込みは等速)、2倍速書き込みできるメディアは国内大手(3月20日現在、日立マクセルやTDK、太陽誘電をはじめ7社、パイオニアWebサイトで確認可能)の対応品に限られる。実売500円前後の台湾製格安DVD-Rメディアでは2倍速のメリットを得られないが、データ記録の信頼性を考えればある程度メーカーを限定するのは仕方がない。

 ただ、従来のDVD-RWドライブ(DVR-A03-J)では、パケットライトフォーマットに1時間程度かかる、1GB未満のデータを記録する場合でも約1GBまでダミーデータを書き込む必要がある(これに10分以上かかることもある)、など使い勝手に問題点が指摘されていた。

 DVR-A04-Jでは、DVDライティングソフトの変更でこれらの不満を解消している。新しく付属したマスタリング&パケットライト対応の「インスタントCD+DVD」(ソフトボート)を利用すると、

  1. パケットライト時のフォーマットが1分以内(Celeron-1.3GHzのテストマシンで実測45秒程度)に終了
  2. CD-R/RWのマルチセッションにあたる「マルチボーダー」書き込みをサポート、DVD-Rメディアでの追記が可能
  3. 書き込むデータが1GB未満でもダミーデータを書き込まずにファイナライズでき、書き込み時間を短縮

となるわけだ。(1)は、従来DVD-RWメディア全域をフォーマットしていたのに対し、必要最小限の領域のみフォーマットすることで時間の短縮を図っている。(2)は、DVD-Rに2倍速書き込み可能というメリットをさらに生かせるうれしい機能だ。(3)は前述のテストマシンで試したところ、100MBのデータ書き込み後のファイナライズが約2分で終了した。




図1 インスタントCD+DVDの書き込み画面。DVD-RWをより便利に使うためには、欠かせない。パケットライトメディアのフォーマットもこのソフトで行う。

図2 DVDオーサリングは、DVDit! SE、MyDVDに加えて、Drag'n Drop(画面)でも可能。メニュー作成などの機能はごくシンプルなものにとどまるが、分かりやすさは◎。
 ただ、実際に使ってみるとDVD-RWメディアへのGB単位のデータ書き込みには、やはり時間がかかる印象は否めない。約3.5GBのビデオデータを書き込んだところ、44分ほどかかったのでほぼフルスペック(等速=1350KB/秒)出ているが、ビデオの書き込みを始めたら席を外して一服する、といった使い方にならざるを得ない。DVD-Rメディアの価格が下がっている(前述の国内メーカーでも1枚800〜1000円弱)ので、2倍速書き込みが可能なDVD-Rを利用したり、数百MBまでのファイルのやり取りには8倍速書き込み4倍速書き換えが可能なので、CD-R/RWメディアを活用するなど、使い方を工夫してみてほしい。

 ドライブの価格はオープンプライスで、予想実売価格は4万円台後半とみられる。なお、従来モデル(DVR-A03-J)のユーザー向けに「インスタントCD+DVD OEM版」の優待販売が実施されている。価格や申し込み方法については、パイオニアのWebサイトを確認してほしい。



DVR-A04-Jの主なスペック
製品名 DVR-A04-J
DVD-RW書き換え 等速(CLV)
DVD-R書き込み 2倍速(CLV)
DVD読み出し 6倍速
CD-R書き込み 最大8倍速(CLV)
CD-RW書き換え 4倍速(CLV)
CD-ROM読み出し 24倍速(CAV)
バッファメモリ 2MB
アクセスタイム 200ms(DVD)/180ms(CD)
インターフェイス ATAPI(UltraATA対応)
付属ソフト インスタントCD+DVD、Drag'n Drop CD Plus DVD Edition、DVDit! SE、MyDVD、PowerDVD XP

(アスキーPC Explorer編集部・佐久間 康仁)



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