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VAIO VGN-UX90<ゼロスピンドル> HDDレスで“ゼロスピンドル”を実現した最強のモバイルマシン
VAIO VGN-UX90<ゼロスピンドル>
ソニー/ソニーマーケティング
直販価格20万9800円〜
http://www.vaio.sony.co.jp/
http://www.jp.sonystyle.com/
http://www.ascii.co.jp/sonyflash/


2006年6月28日

VAIO VGN-UX90<ゼロスピンドル>
SONY Flash on ASCII
“type U<ゼロスピンドル>”をはじめとしたソニー製品はこちらから購入いただけます。画像をクリックするとアスキーとソニースタイルのコラボレーションサイト “SONY Flash on ASCII”に移動します。

スライド式の液晶モニタとキーボードを備え、ノートパソコンというよりもPDAに近いサイズの“VAIO UX50/UX90”は、モバイルユーザーにとってのWindows機としては、かなり理想的なマシンと言えるだろう。発表当初からHDDの代わりにフラッシュメモリを搭載したモデルが予告されて話題になっていたが、ついに追加モデルとして「VGN-UX90PS/90S<ゼロスピンドル>」(以下、ゼロスピンドル)が登場した。HDD代わりの16GBのフラッシュメモリを搭載することに加え、ワンセグ(携帯機器向け地上デジタル放送)チューナーも内蔵するエンターテインメント機になっている。ここではそのファーストインプレッションをお伝えする。仕様についてはニュース記事を参照いただきたい。なお、ゼロスピンドルはCTO販売の“VAIO OWNER MADEモデル”のみとなる。



より軽快なモバイルユースを実現

ゼロスピンドル(左)とHDDモデル(右)とのカラーリングの違い。シルバーからブラックとなったことでやや軽快な印象はなくなったが高級感のあるデザインとなった
キーを操作するとキートップ面がLEDバックライトによって光るギミックはHDDモデルと同様だが、LEDライトが明るく青白くなってより目立つようになった

 基本的なボディの形状は従来のHDDモデルとほとんど変わっておらず、ワンセグ用のアンテナが装備されているのが唯一の違いだ。ただ、ボディカラーは従来、ブラック(ディスプレー部)とシルバー(キーボード部)のツートーンだったのに対し、本機では全体がブラックのモノトーンとなり高級感を演出している。さらに、キーボード操作時にはキートップ部がLEDによって光るという演出がされているのは従来のHDDモデルと同様だが、LEDの色がやや明るく青白くなり、黒くなったキーボード面のカラーとのコントラストが映えるようになっているのは芸が細かい。

右側面(上)はグリップ兼用のバッテリー。左側面(下)にはCFスロットとUSB端子が用意されている
前面(上)はメモリースティック Duo用スロットと排熱口、背面(下)はイヤフォン、マイク、AC端子などが並ぶ

 本機の最大の特徴は“ゼロスピンドル”、つまり回転系デバイスであるHDDを排除したことにより、まずは軽量化している点が挙げられる。ワンセグチューナーが入っているとはいえ、重量は約492gと、HDDモデルの約520gよりも約28g軽量化した。500円硬貨4枚分程度と考えるとそれほど軽くなったように感じないが、実際に持ち比べて見ると若干左右の重量バランスが変わっていることが分かる。また、手に持って使っているとわずかに感じていたHDDの振動がまったくなくないのもフラッシュメモリらしい。さらに電池駆動時間に関しても、HDDモデルの3.5時間から4時間に伸びている(いずれも標準のSバッテリー使用時)。オプションの大容量バッテリは2倍の容量なので、最大8時間の利用が可能ということを考えれば、かなり実用性が高まったと言えるだろう。

 type Uの1.8インチHDDに比べてアクセス速度が速いため、全体的に速度が向上していることもメリットのひとつだ。Windows XPの起動(デスクトップ画面が表示されるまで)を実測してみると、HDDモデルが49.3秒だったのに対し、ゼロスピンドルモデルは33.2秒に、標準搭載の地図ソフトプロアトラスの起動は18.1秒が8.6秒となるなど、特にドライブに頻繁にアクセスする処理で大幅にスピードアップしている(※1)。ハイバネ状態からの復帰は5〜6秒程度だが、こちらでもわずかながら(0.5秒程度)速くなっているなど、より軽快になったのはありがたい。

※1 上記の測定結果は編集部調べのため、使用環境によって異なる場合があります

 何より嬉しいのは、HDDがないため振動や衝撃に対して過敏にならなくてもいいところだ。モバイルパソコンの場合、例えばカバンにパソコンを入れたまま走らなければならない場合には、カバンを極力揺らさないようにと気を遣うことも多いだろう。もちろんゼロスピンドルだからといって衝撃や振動を加えても絶対に壊れない、ということではないが、HDDというデリケートなパーツがないことで、かなりの安心感が得られる。



ワンセグチューナー内蔵でどこでもテレビが観られる

ワンセグの受信や録画を行なう“VAIO モバイルTV”の画面。サイドバー表示ではTV視聴をしながらの各種PC作業を行える
TV画面の拡大表示も可能。全画面表示や縦位置での表示にも対応し、とくに縦位置で使うときは片手で持ったときに便利
※1 画面はハメコミ合成。著作権の関係で、一部モザイク処理を施しています。

縦位置での表示

 もうひとつの特徴が内蔵ワンセグチューナーによるテレビ視聴だ。搭載されているソフトウェア“VAIO モバイルTV”は“VAIO Type T”のワンセグ搭載モデルに採用されているものとほぼ同じで、テレビ視聴や録画はもちろん、テレビ番組表サイト“テレビ王国”からの録画予約や、VAIO モバイルTVの番組表からの録画予約などが可能だ。type Uらしい機能としては、ペン操作でコマンドの実行が可能な“ジェスチャーコマンド”入力に対応し、チャンネル変更(“へ”の字を書くような操作)と音量操作(水平に一本線を書くような操作)が行なえるようになっている。また横に90度回転する縦長表示画面にも対応している。




背面にはワンセグ用アンテナが装備され、外側に180度回って上に向けることができる

“VAIO OWNER MADEモデル”(つまりゼロスピンドルモデルすべて)に付属するミニスタンド。背面に装着したまま折りたたんで携帯することができ、本体の傾きも2段階に調整できる。外出先でワンセグを観るのに便利だ

 ワンセグのアンテナは本体背面のグリップ部に沿った状態で収納されていて、使用時に横方向に回転させる。都内で利用してみるとアンテナを収納したままでも電波の入りには問題ないようだが、建物の奥まった部分では収納したままでは入らないことがあり、単に半回転させるだけでもかなり感度は違うようだ。

 なお、ワンセグ視聴時にはバッテリでの連続稼動時間は約1.5時間と、標準的なバッテリー駆動時間の半分以下になってしまう。動画のデコード処理や液晶バックライトの輝度アップなどによるためだが、屋外でテレビ視聴する機会が多いのなら大容量バッテリーなども欲しいところだ。

type Uに最適! セキュリティー機能つきポータブルハードディスク
「VGP-UHDM04」。カラーバリエーションは左から“サファイアブラック”“ホワイトゴールド”“ルビーレッド”

 HDDモデルよりストレージの空き容量がやや少ないゼロスピンドル。ポータブルハードディスクを一緒に持ち歩けば鬼に金棒だが、見落としがちなのはセキュリティー。ポータブルハードディスクを置き忘れただけでも情報漏えいとされる現在においては、セキュリティー対策は欠かせない。そこでおススメなのが、VAIO関連製品として発売されているポータブルハードディスク「VGP-UHDP04」。パソコンとはUSB 2.0で接続するが、接続をはずした際に自動でロックがかかる。このロックをはずすためには付属のワイヤレスキーが必要で、このキーがなければパソコンにつないでもデータを読み出すことができない。容量は40GBで、サイズは幅約63×奥行約95×高さ約21mm、重量は約169gとなっている。バックアップソフト「HD革命/BackUp(バンドル版)」が付属し、ソニースタイル販売価格は2万9800円となる。なお、80GBの容量を持つ「VGP-UHDM08」も2万9800円で販売されている。ただしVGP-UHDM04よりもサイズ/重量(幅約80.3×奥行約157.3×高さ約22.6mm、重量は約275g)が大きいので、容量か携帯性か、用途に応じて選ぶといいだろう。






モバイルパソコンで最重要の要件はオールクリアな逸品

バンドルされている地図ソフトの“プロアトラス2006”

 このほか、ディスプレー上部には手前向きと背面向きの2つのカメラを搭載し、インターフェースはUSB 2.0×1のほかCFスロットとメモリースティックスロットを実装するのは従来どおり。通信系は無線LAN(IEEE802.11a/b/g)およびBluetooth 2.0に対応し、有線LAN(10/100BASE-TX)やAV入出力、FeliCaリーダー/ライターなどはオプションのポートリプリケーターに搭載されているのも従来と同じだ。ワンセグ関連のソフトが加わっている以外、地図ソフト“プロアトラス”をはじめとしたプリインストールソフトもHDDモデルと同様となる。なおフラッシュメモリーは出荷時で約9GBの空き容量となる。

 今回は全モデルがCTO販売ということで、CPUやOSをチョイスしてのオーダーとなる。Celeron M/XP Home Editionのベーシックモデルが20万9800円、Core Solo U1400-1.2GHz/XP proの最上位モデルで24万4800円、いずれもオプションとなるポートリプリケータ(7000円)を購入すると22〜25万円となる。これに対し、HDDモデルは最安で14万4800円(ポートリプリケータなし)〜18万9800円(同付属)となっている。

 容量が半分になるが、フラッシュメモリー化とワンセグチューナーで6〜7万円分の価値があるかどうかはユーザーの好みや使い方によるものが大きいし、Office系アプリを使いたい人にはHDDモデル(30GB)に比べてフラッシュメモリー容量が少ないことが気になる部分ではあるが、本来モバイルパソコンにとって最も重要な本体の軽さ・電池寿命・動作の軽快さがいずれも改善されている点は高く評価したい。従来からの無線LANによる出先でのネット利用や内蔵カメラで撮った画像でのblog更新、プロアトラスとオプションのGPSユニットを使ってのナビに加え、出先でのTV視聴も備えるなどモバイル・エンタテインメント機能の詰め込み具合はフルスペックノートパソコン並だ。出先でのウェブ端末からTV視聴など、1台でなんでもこなしたいのならぜひ導入を考えたい製品だ。

VGN-UX90PS/UX90S<ゼロスピンドル>の主なスペック
製品名 VGN-UX90PS/UX90S<ゼロスピンドル>
CPU Intel Core Solo U1400-1.2GHz/U1300-1.06GHz/Celeron M-1.06GHz
メモリー(最大) DDR2 SD-RAM 512MB(512MB)
ストレージ 16GBフラッシュメモリー
液晶パネル 4.5インチ(タッチパネル)
画面解像度 1024×600ドット
インターフェース USB×1、メモリースティック Duoスロット、CFスロット(TypeII)、AV入出力、拡張コネクタ
通信機能 IEEE 802.11a/b/g、Bluetooth
電源 標準バッテリ:約4時間(Core Solo)/約2.5時間(Celeron M)
拡張バッテリ:約8時間(Core Solo)/約5.5時間(Celeron M)
サイズ(W×D×H) 150.2×32.2〜38.2×95mm
重量 約492g
限定“レーザー刻印ストラップ”をゲットしよう!

 ゼロスピンドルには、好みのメッセージをプレート部分に刻印できる“レーザー刻印ストラップ(左写真)”に使える電子クーポン券が先着2500名に発行される。メッセージはストラップ中央部のメタルプレート部に、10文字×2列の20文字の範囲で好きなアルファベット(記号に制約あり)を刻印できる。このストラップを本体につけると高級感がさらに増すので、せひゲットしたい!




(行正 和義)




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