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DVDは“観る”から“録る・作る”へ!
記録型(レコーダブル)DVD丸わかり辞典
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2001年8月8日
記録型DVDをより理解するためのコラム&用語解説
2−3プルダウン
映画などのフィルムソースをテレシネ(ビデオ信号への変換)する際に、毎秒24コマのフィルムと毎秒30フレーム60フィールドのNTSC信号の整合性をとるための変換方式。フィルムの1コマ目を2フィールド分、2コマ目を3フィールド分に変換し、フィルム2コマにつき5フィールドの繰り返しで24コマを60フィールド化する。プログレッシブ出力に対応したDVDプレーヤは、この2−3プルダウン処理情報を検出し、オリジナルの24コマを再現することができる。もちろん、再生にはプログレッシブ対応TVモニタが必要となる。
CBRとVBR
Constant Bit Rate(固定ビットレート)とVariable Bit Rate(可変ビットレート)の略。MPEG2圧縮時に、常に一定のビット量を割り当てる方式がCBRで、動きや色の変化の激しい部分に多くビット量を割り当てる方式がVBR。VBRのほうが容量の節約になるため、一般的に長時間記録に適している。
D2端子と525p収録
スペック中のコンポーネント映像端子の項目で、機種によってD2端子を搭載しているものがあることにお気づきだろうか。D1端子では525i(水平解像度が525本のインターレース映像)の出力のみが可能だが、D2端子では525iに加えて525p(水平解像度525本のプログレッシブ映像)の出力もサポートされている。映画などのフィルム素材を元にしたDVD-Videoディスクを、プログレッシブ化回路を搭載(=D2端子も搭載)したDVDプレーヤで再生すれば、オリジナルフィルムのイメージに近い滑らかで精細な画質で再生することができるのだ。
DigiOnVideo
デジオンが開発したパーソナルDVDオーサリングツール。ビデオ/オーディオで4トラックずつのタイムラインを使った動画編集機能と、トランジションや各種フィルタ、テロップ機能を搭載し、レンダリングなしでエフェクト効果をプレビューできるのが特徴。DVD-R/RWドライブへのライティングをサポートし、DV入出力やVideoCDの作成にも対応する。残念ながら、市販のビデオキャプチャカードと組み合わせてのAVIキャプチャには未対応だ。
発売元:イージーシステムズジャパン(株)
価格:1万4800円
対応OS:Windows 98 SE/Me/2000
URL:http://www.digion.com/
DVDビデオレコーディング規格
記録型DVDメディアに映像をリアルタイム記録するために開発された民生向けの録画規格。DVD-VideoやDVD-Rのフォーマットは再生専用規格のため、そのまま録画用途に転用しようとしても、不良セクタの回避や不連続領域への書き込み、映像・音声の追記に対応できない。記録する前にはオーサリング作業も必要になってしまう。そこで、ビデオレコーディング規格は独自のファイルシステムを持つことによって、それらの問題の解消やAVデータとPCデータの共存、任意の起点での映像の分割、分割した映像の位置の入れ替えなどをリアルタイムで実現している。ただし、DVD-Videoの規格とは異なるフォーマットのため、再生には対応プレーヤ/ドライブが必須となっている。
DVD-Multi
松下電器産業、日立、東芝が2000年6月に発表したDVD機器の互換性を保証する規格。その中にはDVD-R、DVD-RAM、DVD-RWが含まれ、「DVD-Multi」のロゴを持つドライブなら、DVD-R/RAM/RWの各フォーマットでの書き込みが可能になるとのこと。ただし、DVD+RWとの互換性はない。(2000年の発表時点では)2001年中にDVD-Multiのロゴを持つ製品が登場する予定になっている。
DVR-Blue
ソニー、Philips、パイオニアで共同開発したデジタルハイビジョン対応のディスクレコーダ規格。メディアの物理サイズはDVDと同じ12cmだが、現行の赤色レーザーより波長の短い青色レーザーを使うことで記録密度をアップさせ、片面「22.5GB」というディスク容量の増加を実現している。ただし、実際の製品化は当面予定がたっておらず、まだしばらく先になると言われている。
DV倶楽部
著作権フリーの動画素材集。「花と自然」「ビジネス・街」など各巻のテーマごとに短いクリップが複数パターン収録されている。形式はQuickTime4で、フルサイズ(720×480ドット/30fps/PhotoJPEG圧縮)、ハーフサイズ(320×240ドット/15fps/Cinepak圧縮)、ミニサイズ(160×120ドット/5fps/Cinepak圧縮)の3種類を収録。現在1巻から10巻までがリリースされている。
発売元:デザインエクスチェンジ(株)
価格:各1万2800円
ファイル形式:QuickTime4
URL:http://www.designexchange.co.jp/
for General
店頭に並んでいるDVD-Rメディアを手に取ると、表か裏のジャケットのどこかに必ず「DVD-R for General Ver2.0」という記載が見られるはずだ。市販されている4.7GBのDVD-Rは、すべてこの規格にのっとっている。
DVD-Rは、当初業務向けのオーサリング用に開発されており、動作チェックやメニューのリンク確認などが主な用途となっていた。Ver1.0当時の容量は3.95GBで、現在の4.7GBに達したのはVer1.9から。その後、民生向けのDVD-R規格を策定するに当たって著作権保護機能などが盛り込まれ、「for General Ver2.0」が誕生した。
一方、業務用規格の「DVD-R for Authoring Ver2.0」では、著作権保護機能はディスクではなくドライブ側に組み込まれている。しかし、記録レーザーの波長が635nmのため、for Authoringのディスクはfor Generalのドライブ(レーザー波長は650nm)では書き込みができない。もちろん、読み出しはどちらも同じようにほぼすべてのドライブ/プレーヤ/レコーダで可能だ。
GV-BCTV4/PCI
アイ・オー・データ機器が発売した、AVIおよびソフトウェアMPEG1/2キャプチャが可能なTVチューナカードの定番。CONEXANTの「Fusion 878A」チップを採用しているため、878系対応の各種オンラインソフトが利用できるのも大きなメリットだ。
発売元:(株)アイ・オー・データ機器
価格:1万7000円
対応OS:Windows 98/Me/2000
URL:http://www.iodata.co.jp/
GV-MPEG2/PCI
C-CUBE製のチップを採用したハードウェアMPEG2エンコーダカード。今のところ、ビデオレコーディング規格でのMPEG2キャプチャに対応した唯一の製品となっている。可変ビットレート記録やビデオ出力(S-Video/コンポジット)をサポートする。
発売元:(株)アイ・オー・データ機器
価格:3万9800円
対応OS:Windows 98/Me/2000
URL:http://www.iodata.co.jp/
Motion-JPEG
AVIの各フレームをJPEG方式で1枚ずつ圧縮するコーデックのこと。MPEGのようにいくつかのフレームをまとめて圧縮する方式と異なり、あとからフレーム単位でのカット編集を行うことができる(MPEGでもフレーム単位の編集を行えるソフトはあるが、再レンダリングが発生するため、あまり実用的ではない)。オンラインソフトの中には、フルフレームフルモーションでもCPUパワーをあまり消費しない優秀なものもあるので、「非圧縮でなくてはダメ」というこだわりがないなら、HDDスペースの節約のためにも利用をお勧めしたい。
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