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  ASCII24 > 製品レビュー > 連載 > 石嶋由美子の音楽下克上 1
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お悩み相談 その1
今まで積み上げてきたMIDI人生はどうなるの?
ACIDのには非常に魅力を感じるのですが、今ひとつ二の足を踏んでいます。というのも、ずっとMIDIで曲を作っていて、慣れているし、作品もたくさんあります。ACIDになったらまた1からやり直しでしょうか?

(RoonieToonsさん/これからよぉ)
 うんやり直しです。あらら。でも人生おいしいものから食べましょうや。実は石嶋も以前MIDI派で、ACIDの噂は聞いてたけど、同じ理由でためらってました。ところが思わぬ衝動買いで「ACID Music」をゲット。設定が簡単だったし、直感的に曲が作れるようになって本当に良かったのだ〜。
 MIDIからACIDのお引越しは以下の方法でやりました〜(石)
MIDIからACIDのお引越し
MIDI側の準備が結構大変。お正月やゴールデンウィークにいっきにやるのも楽しいですが、しばらくは共存させて好きな曲からちびちびやるといいでしょう。

(1)まず非常時に備えて、MIDIファイルのバックアップをとっておきます。
(2)これからMIDIファイル全トラックを別々に録っていくのですが、ACIDには通常1〜4小節のファイルが必要なので、同じフレーズを繰り返し演奏するところにめぼしをつけておきます。計画表なんてのを作るとベター。
こんな感じでしょうか? 例の場合6パターンの音ネタを作ればOKということになります。
(3)CDの時と同様に前後を長めに録音したいので、録りたい部分の一角以外のデータを消してしまいます。またストリングスのようにどこまで終わりかわからない音色の場合は、終わりのところにパーカッションなどのなるべく硬そうな音色で「目印」をつけておきます。作業が楽になります。


準備ができたら

(3)Windows付属のボリュームコントロールで[オプション]→[プロパティ]→で[録音]をチェック、表示するコントロールのリストにある「ステレオアウト」をチェックします(Stereo Mix、Loop Backなどの別名になっているときもあります)
(4)[OK]ボタンを押してプロパティを閉じると、レコーディングコントロールになるので、ステレオアウトの選択をチェック、ボリュームコントロールはそのまま出しておきます。
(5)MIDIソフトとACID両方を立ち上げます。
(6)MIDI側を録音したいトラック以外をミュート(音の出ない状況)にして、ボリュームコントロールで音量調節をして(調節の仕方は後から出てくる「ギターの録り方」を参照してくださいね)、ACIDで録っていきます。
(7)CDの時と同様にSoundForgeで音ネタに加工します。
この時に例の硬い音のしるしが威力を発揮。前の音の終わりが目で確認できるので、加工しやすくなります。
音が伸びて次の小節まで続いてしまう場合、どこで切ればいいか見当がつきません。
しるしをいれておけば、なるほどここが次の小節の頭だ。一目瞭然。これ、超役立ちます。
MIDIから簡単にWAVEを作る……こんなソフトご紹介
MIDI to WAVE Recorder
http://www2b.biglobe.ne.jp/~marume/

MIDIを再生しながらWAVEに変換するソフトです。複数ファイルの一括変換が便利。これを使う場合は、MIDI側のファイルをトラックとパターンごとにある程度まで分解して、別々のファイルにしておいてから、いっきに変換するといいでしょう。


 それにつけてもなかなか大変な作業。完全に復元するというよりは、新しい音ネタと混ぜてRemixするつもりで引っ越したほうが、楽しいですよねぇ。私も最終的にはそうなりました。がんばってください。
お悩み相談 その2
生ギターをマイクで録りたい!
私は4トラックMTRを使ってたんですが、ACIDはトラック無制限というのに惹かれて使おうと思いました。生ギターをマイクでとりたいと思い挑戦しました。ところが……パソコンの本体にマイクを差してとったら雑音がひどい。USB接続のオーディオプロセッサを買って、何とか内部の雑音に影響を受けずにとれると、1曲ギターを弾き終えて聴いてみたら、途中でブブーとかいって音がとんでいました。なんででしょうか?

麻生さん/竹ユーザー)
 ギターはレベルがすごく変化しやすいから、レベルのチェックをしておくことが大切です。きっと弾き始めは大丈夫でも、後半すごく大きな音になるところでピーク越えちゃったとかはないでしょうか? 以下の方法で確認してみてね(石)
大事なのはレベルをチェックしておくこと
(1)録音ボタンを押して、ダイアログボックスを開く
(2)左下のモニターのチェックボックスをチェック
(3)がしがしと大きな音でギターを弾きます。0dBを越えて、赤く数字が表示されたらレベルオーパーです。数字をクリックしてリセットして、入力を加減してやり直してください。赤く表示されたそのままの大きさで録音すると、バチバチ、ブブーなどの歪音になったり無音になります。
(4)曲の一番大きな音を出すところでも、ピークを越えないように調節できたらOKです。本番も、できれば時々横目でチェックしながら演奏しましょう。本番は思わぬ力が入るので、石嶋はそうしてます。自宅録音の醍醐味ですねえ。
お悩み相談 その2
Loop集混用曲の保存の仕方は?
現在,何曲か曲を作りフロッピーに保存してますが、ほかのLoop集のデータと混合した曲を開くときはいちいちCD-ROMをとっかえひっかえしていかなきゃいけないのでしょうか?

(寺田さん/松ユーザー)
 いけないんですよお。これが。
それが面倒くさいし、ライブの時にいちいちやってられないので、今までは全部CD-ROMをHDDにコピーしちゃってきました。がしかし、次々に発売されるLoop集。湯水のように沸き出ては溜まる自作音ネタに、必要HDD容量も10Gでは厳しくなってきてしまいました。そこで石嶋のバンドPapaya ParanoiaでもACIDファイル管理大改革を計画中。フロッピーに入れるのはさすがにちょっと大変だけど、参考にしてねぇ(石)
Papaya Paranoia理想のファイル管理法2001年3月版
CD-ROMをとっかえひっかえ入れて曲を作ったとします
(1)曲を保存する時に、曲と同じ名前のフォルダを作り、そのなかに保存します。
(2)ここでテンポをいったん120にします。
(3)[ファイル]→[エクスポート]のダイアログボックスで今作ったフォルダの中に[ループファイルをプロジェクトテンポで保存]を実行。
(4)今までの名前にテンポ数を追加した名前で書き出されています。
(5)名前を確認しながら。新しくできたWAVEに貼り直し、上書き保存します。
(6)曲のテンポをもとに戻しておきましょう。

どうしてテンポを120にするのか?

実はテンポによって音ネタの音が変わってしまいます。ほとんどの音ネタが120なので(石嶋調べ)、120で書き出しておけば、オリジナルと同じ状態、というわけです。完全な形で保存したい場合は、プロパティタブの一番左下にある「位置:」(保存先)で確認しながら、手作業で移動するのが一番いいでしょう。
手作業の移動なら……こんなソフトご紹介
音ネタ管理ソフト「Loop Explorer
http://www6.airnet.ne.jp/kerberos/

使い方は簡単。コピーか移動かを選んで右左のパネルを移動するだけ。再生、ループ再生の確認も簡単にできちゃいます。そのほか、右クリックメニューでリネームや、CD-ROMからの移動したファイルの属性を、読み取り専用からArchiveにいっぺんに変換するなんて事もできちゃいます。痒いところに手がとどきまんなあ。これっすよ〜。フリーだ。うひょ〜!
さーみなさま お悩み相談いかがでしたでしょうか?実は
2/23のお悩み相談の恐怖の後日談がございます。
「ACIDデータどうしの合体のお悩み」覚えてらっしゃいますか? 結局、画面コピーを設計図代わりに、すごい時間をかけて、エクスポートしては別のファイル上に復元の方法しかありませんでした。誰もが思った、そりゃ無理じゃん。それをついに相方森永はんはやってます。ぎょえええ……そして演奏はつながっております。すげーぜ。だれかほかにもやった人、苦労談のお便り待つ。
さて次回はProって偉いなりっぱだな、複数オーディオ出力可能を利用して、荒技バンドテクニックだ〜! そーかそんなこともできるのか……きっとあなたは感心します。もちろんご質問も随時募集中。(お返事がもったりでごめんよぉ)おたよりはこちら〜
     




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