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【E3レポート Vol.2】この秋登場「Xbox」、気になるゲームタイトルは?
Electronic Entertainment Expo(E3)続報!! Xbox特集

Printable Version 2001年5月19日

Xbox
プレイアブルデモも展示され、すっかり発売までのカウントダウン体制に入った「Xbox」。

 18日の「E3レポート」 に引き続いて、今度はXboxの情報をまとめてお送りする。
 いよいよこの秋に登場する「Xbox」(北米では11月8日、299ドルで発売が決定)。Microsoftブースは従来、PCゲームとジョイスティック(ハードウェア)を主役に据えたブースを展開していたが、Xboxの発売を間近に控えた2001年のE3では、当然Xboxが大々的にフィーチャーされている(反面、PC関連製品はスペースが減ってしまったが……)。ブース内の特設スペース内では、店頭陳列を模したデモ展示も行われるなど、実際の販売に向けた準備が着々と進んでいる様子を見せつけた。



販売ブースの模範例
Xboxのソフトおよび周辺機器販売ブースの模範例。壁一面に大量のパッケージが陳列されていた。ただ、周辺機器のほうはほとんどが空箱だった(一番下の段に注目)。
ポップ各種
Xboxのポップ各種。サイズ、デザインともに多種多様なものが用意されていた。しかし、これが家に飾ってあったら相当なマニアだろうな……。
Xbox用周辺機器
MicrosoftからリリースされるXbox用周辺機器。左上にあるコントローラと右隣のAVケーブルは本体に付属する。XboxでDVD-Videoの再生を可能にする「DVD Movie Playback Kit」(専用リモコン&レシーバのセット)、480p/720p/1080p出力がサポートされたコンポーネント出力端子に変換する「High Deferiniton AV Pack」あたりは、ヘビーユーザー必携のアイテムだろう。
サードパーティ製の周辺機器
こちらはサードパーティ製の周辺機器。現時点で発表されているのは、ほとんどがコントローラ関係だ。ジョイスティックやステアリングタイプといったスタンダードなものからスケートボードタイプまで、豊富なラインナップを誇る。ただし、残念ながら現段階で触れるものはなかった。
Project Gotham Racing
Microsoftの「Project Gotham Racing」。市街地を爆走するカーレーシング。車の挙動や描き込まれたグラフィックス、夜の町を彩るネオンサインの背景などなど、とにかく画面の美しさで圧巻される。Xboxのレースゲームは、ほかにF1系やNASCARなどもあり、ラインナップ豊富だ。

 会場での展示は、駆けつけたファンの期待に応えるべくプレイアブルデモが中心で、Microsoftブースでは、Microsoft製品とサードパーティ製を含め、全11タイトルを実際に体験できた。また、Microsoftブースの外でも、Xbox用タイトルのデモを行っているメーカーもある。会場では多くのユーザーがXboxで遊ぶことができ、「いよいよ登場間近だ!」という印象を強く受けた。ここでは、実際に遊んでみたゲームからピックアップして紹介していこう。



Mad Dash Racing
Eidos「Mad Dash Racing」。画面のような氷原から、水上、水中都市(?)など、さまざまなステージを舞台に、(ちょっと気の強そうな顔をしているけど)かわいいキャラが爆走するレースゲーム。いや、乗り物とかではなく、ホントに走るのだ。単純明快でなかなか熱くなれるタイトル。注目ですぞ!
amped
プラットフォームを問わず、今回のE3会場で、とにかくよく見かけるのがスケボー&スノーボードのゲーム。Xboxでは画面のMicrosoft「amped」や、Activision「Tony Hawk2」がラインナップ。
AirForce Delta Storm
ジェット戦闘機を操るフライトシューティング、Konami「AirForce Delta Storm」。PC用フライトシムにも匹敵する画像の美しさと、コンシューマゲーム機タイトルならではの遊びやすさの“いいとこ取り”が一番の魅力だ。
DEAD OR ALIVE3
今回はムービーのみの展示だった「DEAD OR ALIVE3」。“揺れる”巨大スクリーンを見上げて、足を止める人が非常に多かったタイトルのひとつ。Xboxの(とくに日本市場での)成功には、日本のゲームメーカーがどれだけ本気を出すかがキーになるかもしれない。

 プレイアブルデモとカタログに掲載されたタイトルからの印象では、映像の美麗さや迫力など、いずれの作品もクオリティの高さは並々ならぬものがある。ただ、どちらかというと洋ゲーに拒絶反応が全然ない人(古くからのPCゲーマー諸氏)や洋ゲーファン的にこそおもしろそうなタイトルが多く並ぶものの、日本の一般家庭(ライトなゲーマーたち)に受け入れられるかどうかは、現時点では多少疑問が残る(無論、現在発表されているタイトルすべてが米国、日本の両方で発売されるというわけではないのだが)。個人的な遊んだ印象では、Eidos「Mad Dash Racing」が幅広いユーザーにウケそうなキャラデザインとゲーム性だったが、ファミリー層に受けそうな“かわいいキャラ”が登場するコミカルなゲームが少なく、ヘビーなPCゲーマーが「おぉ、これは遊んでみたいぞ!!」というタイトルに集中している。ライトからヘビーまで、幅広いゲーマーに受けいれられそうなラインナップの豊富さでは、任天堂の「GAME CUBE」やソニーの「プレイステーション2(PlayStation2)」に一日の長あり、といったところだろうか。ちなみに、Xboxの現時点で発表済みのタイトルリストはこちら

 すでに発売中のプレイステーション2、2001年9月14日発売予定のGAME CUBE、そしてXboxと、会場全体が新コンシューマゲーム機に沸いている。従来はPC一辺倒またはPC重視の姿勢を見せていたゲームメーカーも、Xboxを契機にコンシューマゲーム機への参入とタイトル発表が続々行われている。E3は米国開催のショーなので、今回肌で感じた様相と日本での市場動向は必ずしも一致しないかもしれないが、「3大プラットフォーム戦争」は日本でも必ずや熱いバトルが繰り広げられるハズ。メーカーは大変かもしれないが、ゲーマーには(お小遣いが大変だけど!?)非常にわくわくさせてくれる1年になるだろう。


(Duke内田)



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